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タイヤのエア圧について

タイヤの空気圧は、安全な走行、燃費の効率、タイヤの寿命に直結する非常に重要な要素です。

ここでは、適正空気圧の調べ方、過不足による影響、そして点検頻度について詳しく解説します。

🔍 1. 適正空気圧の調べ方(車両指定空気圧)

タイヤに入れるべき空気圧は、タイヤのサイズではなく、自動車メーカーがその車とタイヤの組み合わせに対して定めた数値であり、「車両指定空気圧」と呼ばれます。

この数値は、以下のいずれかの場所に記載されているシールで確認できます。

  1. 運転席側のドアを開けた開口部の内側 (最も一般的な場所)
  2. 給油口のフタの裏側
  3. 取扱説明書
  • 単位: 単位は**kPa(キロパスカル)**で表記されています。
  • 注意点: 前輪と後輪で指定空気圧が異なる場合があるため、シールをよく確認してください。また、純正タイヤサイズ以外に交換している場合は、タイヤメーカーや販売店に確認が必要です。
  • 測定のタイミング: 正確な空気圧を測定・調整するには、**タイヤが冷えている状態(冷間時)**で行うことが大切です。走行後はタイヤの温度が上がり、空気圧が高く表示されてしまいます。

📉 2. 空気圧が不足している場合の影響(低圧)

タイヤの空気圧は、走行の有無にかかわらず自然と低下します(1か月で約5%、10~20kPa程度)。空気圧が不足した状態で走行を続けると、以下のような悪影響があります。

影響 詳細
🚨 バーストの危険性 低圧で走行するとタイヤの側面(サイドウォール)のたわみが大きくなり、異常に発熱します。これにより、タイヤ内部のコードが損傷し、**バースト(破裂)**につながる危険性が高まります。
🛣️ 操縦安定性の低下 タイヤの剛性が低下し、ハンドル操作に対する反応が悪くなります(ハンドリングの悪化)。特に高速走行時やカーブでふらつきやすくなります。
💧 ハイドロプレーニング現象 接地面が潰れて水の排水性が低下し、雨天時の高速走行で水の上に浮くような状態(ハイドロプレーニング現象)を起こしやすくなります。
💸 燃費の悪化 たわみが大きくなることで路面との抵抗(転がり抵抗)が増加し、エネルギー効率が低下して燃費が悪くなります。
🔄 偏摩耗の発生 タイヤの両端部分(肩)だけが過度に摩耗する両肩摩耗が発生し、タイヤの寿命が短くなります。

📈 3. 空気圧が高すぎる場合の影響(過多)

指定空気圧を大幅に超えて空気を入れすぎた場合も、さまざまな問題が発生します。

影響 詳細
🔴 偏摩耗の発生 タイヤの中央部分が盛り上がった状態になり、路面との接地面が中央に集中してセンター摩耗が発生し、タイヤの寿命が短くなります。
🛋️ 乗り心地の悪化 タイヤが張った状態になり、路面からの衝撃を吸収できず、ゴツゴツとした不快な乗り心地になります。
📉 グリップ力の低下 接地面積が減るため、特に雨の日などで路面との摩擦力が低下し、ブレーキの効きが悪くなったり、スリップしやすくなったりします。
💥 損傷・バーストのリスク 緊張状態になることで、縁石への接触などでタイヤ側面にキズやひび割れができた際、一気にバーストする危険性が高まります。

🗓️ 4. 空気圧の点検頻度

タイヤの空気は自然に減っていくため、定期的な点検と調整が必須です。

  • 推奨頻度: 月に1回の点検が推奨されています。
  • 調整方法: ガソリンスタンド、カー用品店、または整備工場などで点検・調整ができます。自分で調整する場合は、ホームセンターなどで購入できる「エアゲージ」という測定器を使います。

タイヤの空気圧を適切に保つことは、安全な運転の基本です。ぜひ「月に一度はチェック」を習慣にしましょう。

 

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