
🛠️ 【2024年10月開始】OBD検査ってなに?車検が変わる!対象車種や注意点を徹底解説
「OBD検査」という言葉を耳にしたことはありますか?
2024年10月(輸入車は2025年10月)から、私たちの車の安全を守るための新しい車検の検査項目として、「OBD検査」が本格的に導入されます。
OBD検査とは、近年の自動車に欠かせない電子制御システムの状態を、コンピューターで診断する画期的な検査です。この検査がなぜ必要なのか、あなたの愛車は対象なのか、わかりやすく解説します。
💡 OBD(On-Board Diagnostics)とは?
OBDとは、日本語で「車載式故障診断装置」のことです。車のエンジンやブレーキ、安全装置などを常に監視し、異常が発生するとその情報を「故障コード(DTC)」として記録するシステムです。
従来の車検では、主に目視やテスターによる排気ガス測定などが中心でした。しかし、自動ブレーキや車線維持支援システムなどの先進安全技術が普及したことで、これらを「電子的に」チェックする必要が出てきました。
🤝 OBD検査の仕組み
OBD検査では、専用のスキャンツール(診断機)を車両のOBDポートに接続し、ECU(電子制御ユニット)に記録された**特定DTC(保安基準に不適合となる故障コード)**がないかを読み取ります。
| 項目 | 従来の検査 | OBD検査 |
| 主な対象 | 車体、排ガス、灯火類など(目視・測定) | 電子制御装置の状態(データ通信) |
| 検査方法 | 検査員の目視や測定機による確認 | 専用スキャンツールによる電子診断 |
| 目的 | 道路運送車両法の保安基準を満たしているか | 運転支援機能や排ガス制御の異常を早期発見 |
OBD検査導入の背景には、主に以下の2つの理由があります。
自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)や、車線逸脱警報、横滑り防止装置などの先進安全技術は、電子制御システムによって動作しています。これらのシステムに不具合があっても、従来の車検では発見が困難でした。
👉 目的:電子装置の故障を未然に防ぎ、事故を防止する。
環境規制の強化に伴い、エンジンの排ガスを制御するシステムも複雑化しています。OBDは、排ガス関連装置の異常も細かく監視・記録しているため、より正確に環境性能をチェックできます。
👉 目的:排ガス関連装置の故障を早期に発見し、環境負荷の低減に貢献する。
すべての車がすぐにOBD検査の対象となるわけではありません。対象となるのは、以下の時期以降に新型車として型式指定を受けた車両です。
💡 確認方法のヒント
ご自身の車が対象かどうかは、車検証の備考欄に「OBD検査対象車」といった記載があるかで確認できます。
OBD検査は、現代の車に不可欠な電子制御システムを正確に診断し、ドライバーの安全と環境保全を強化するための新しい仕組みです。
| ポイント | 詳細 |
| 開始時期 | 国産車:2024年10月〜、輸入車:2025年10月〜 |
| 目的 | 自動ブレーキなどの電子制御装置の不具合を早期発見 |
| 検査内容 | スキャンツールで**特定DTC(故障コード)**を読み取り、合否を判定 |
| 不合格の場合 | 特定DTCが検出された場合は整備・修理が必要 |