
タイヤの空気圧は、安全な走行、燃費の効率、タイヤの寿命に直結する非常に重要な要素です。
ここでは、適正空気圧の調べ方、過不足による影響、そして点検頻度について詳しく解説します。
🔍 1. 適正空気圧の調べ方(車両指定空気圧)
タイヤに入れるべき空気圧は、タイヤのサイズではなく、自動車メーカーがその車とタイヤの組み合わせに対して定めた数値であり、「車両指定空気圧」と呼ばれます。
この数値は、以下のいずれかの場所に記載されているシールで確認できます。
📉 2. 空気圧が不足している場合の影響(低圧)
タイヤの空気圧は、走行の有無にかかわらず自然と低下します(1か月で約5%、10~20kPa程度)。空気圧が不足した状態で走行を続けると、以下のような悪影響があります。
| 影響 | 詳細 |
| 🚨 バーストの危険性 | 低圧で走行するとタイヤの側面(サイドウォール)のたわみが大きくなり、異常に発熱します。これにより、タイヤ内部のコードが損傷し、**バースト(破裂)**につながる危険性が高まります。 |
| 🛣️ 操縦安定性の低下 | タイヤの剛性が低下し、ハンドル操作に対する反応が悪くなります(ハンドリングの悪化)。特に高速走行時やカーブでふらつきやすくなります。 |
| 💧 ハイドロプレーニング現象 | 接地面が潰れて水の排水性が低下し、雨天時の高速走行で水の上に浮くような状態(ハイドロプレーニング現象)を起こしやすくなります。 |
| 💸 燃費の悪化 | たわみが大きくなることで路面との抵抗(転がり抵抗)が増加し、エネルギー効率が低下して燃費が悪くなります。 |
| 🔄 偏摩耗の発生 | タイヤの両端部分(肩)だけが過度に摩耗する両肩摩耗が発生し、タイヤの寿命が短くなります。 |
📈 3. 空気圧が高すぎる場合の影響(過多)
指定空気圧を大幅に超えて空気を入れすぎた場合も、さまざまな問題が発生します。
| 影響 | 詳細 |
| 🔴 偏摩耗の発生 | タイヤの中央部分が盛り上がった状態になり、路面との接地面が中央に集中してセンター摩耗が発生し、タイヤの寿命が短くなります。 |
| 🛋️ 乗り心地の悪化 | タイヤが張った状態になり、路面からの衝撃を吸収できず、ゴツゴツとした不快な乗り心地になります。 |
| 📉 グリップ力の低下 | 接地面積が減るため、特に雨の日などで路面との摩擦力が低下し、ブレーキの効きが悪くなったり、スリップしやすくなったりします。 |
| 💥 損傷・バーストのリスク | 緊張状態になることで、縁石への接触などでタイヤ側面にキズやひび割れができた際、一気にバーストする危険性が高まります。 |
🗓️ 4. 空気圧の点検頻度
タイヤの空気は自然に減っていくため、定期的な点検と調整が必須です。
タイヤの空気圧を適切に保つことは、安全な運転の基本です。ぜひ「月に一度はチェック」を習慣にしましょう。