
本日のブログは
「昨日まで元気に走っていたのに!」と思うかもしれませんが、冬の寒さはバッテリーにとって三重苦と言えるほど過酷な環境なのです。
バッテリーの内部では、電解液という液体が化学反応を起こして電気を作ったり蓄えたりしています。 しかし、気温が下がるとこの化学反応が鈍くなります。 一般的に、外気温が0度になると、バッテリーの性能は本来の70%〜80%程度まで低下すると言われています。
寒いとエンジンオイルの粘度(ネバネバ度)が増し、ドロドロの状態になります。 この固くなったオイルの中でエンジンを動かそうとすると、普段以上のパワー(電気)が必要になります。**「パワーが落ちているのに、必要とされるパワーは増える」**という悪循環が起こるのです。
冬は日没が早くライトを点ける時間が長いうえに、フロントガラスの曇り取り(デフロスター)やシートヒーターなど、電力を大量に消費する装備をフル活用します。充電される量よりも使う量が多くなり、バッテリー上がりに繋がりやすくなります。
突然死を防ぐために、以下のような変化がないかチェックしてみてください。
エンジンの始動が重い: 「キュルキュル」という音がいつもより長く、弱々しい。
ヘッドライトが暗い: 停車中にライトが暗くなり、走り出すと明るくなる。
パワーウィンドウの動きが遅い: 窓の開閉スピードが以前よりゆっくりになった。
アイドリングストップがしなくなる: 車のコンピューターが「バッテリー保護」のために機能を制限している可能性があります。
サンデードライバーの方は特に注意です。バッテリーは走ることで充電されます。週に一度は30分程度ドライブをして、しっかり充電してあげましょう。
ガソリンスタンドやカー用品店で「バッテリーの点検お願いします」と言えば、専用のテスターですぐに診断してくれます。3年以上交換していない場合は、早めの点検がおすすめです。
万が一に備え、モバイルバッテリーのような感覚で使える**「ジャンプスターター」**を車内に常備しておくと、救援車を呼ばなくても自分でエンジンを始動できるので安心です。
冬のバッテリー上がりは、事前のチェックで防げる可能性が高いトラブルです。「最近かかりが悪いな」と感じたら、本格的な寒さが来る前に新しいバッテリーへの交換を検討してみてくださいね。
安全で快適な冬のドライブを楽しみましょう!